一般社団法人ナースステーションおきなわ

 沖縄で新規開業する、訪問看護ステーションと、ソーシャルワークナース事業の立ち上げ準備や、思いなどをずらずらと綴っていきます。
info@nursestation-okinawa.com




子どもに、「なんで勉強しないといけないの?」と聞かれたので、答えてみました




なぜ勉強をするのか?


人間は鳥のように空を飛べません

人間は魚のように水の中で生きていけません

人間は馬のように速く走れません

人間はお腹がすいてもライオンのように動物を捕まえて食べることができません

人間の体はとても弱いものです

ただし考える頭を持っています

考える力で、家族や仲間や社会を作って助け合って生きていけます

勉強をして、生きていく力や助け合っていく優しさを身に着けます



国語を勉強して、まわりのひとに思っていることを伝えたり、いろいろな人の考えを知る力をつけます

算数を勉強して、数が増えたり減ったり、形の仕組みがわかったりして、生活を便利にする力をつけます

理科を勉強して、自然の様子や物の仕組みを知ってこの地球で生きていくことや、道具を作ったり使いこなす力をつけます

社会を勉強して、世の中の仕組みを知ったり昔の出来事を知って未来に役立てる力をつけます

英語を勉強して、世界中の人と仲間になれる力をつけます


知らなかったことがわかることや、できなかったことができるようになることを楽しいと思えるのは、人間だけです

わたしたち人間が、人間らしく生きていくために

楽しみながら勉強をしなければならないのですよ



こんばんは。
想いを繋ぎ 笑顔を増やす
メッセンジャーナース 鶴田恵美です。


看護師仲間で集まると、時々「ナースあるある」的な話になることがあります。
看護師ってこうだよね・・とよくでる会話。
それをもとに、今日はナースの取り扱い説明書を書いてみようと思いますおすまし
もしもあなたの身近に看護師をしている方がいたら、どうぞ参考にしてみて下さいね。

①人の役に立つ事が嬉しい
ほとんどの看護師がそうです。
「ありがとう」という言葉をもらうととても嬉しくますますやる気が出ますピカピカ
時に過剰にしすぎてしまうこともあるので、そんなときはやんわり断ってあげてください。

②性格はキツい
若い学生時代から実習で先輩看護師の辛辣な言葉にも耐え、
多くの病や死と向き合ってきています。
少々キツいくらいでないとやっていけないのですパー
大目に見てやって下さいね汗

③ストレスをためやすい
やはり感情労働ですから仕方のない事です。
上手に発散させる必要がありますおすまし

④常に笑顔
患者さんの前で落ち込んだり、怒ったりした顔を見せる訳にもいきません。
心のうちがどうであれ、笑顔をつくりますニコニコ
でも、目が笑ってなかったら要注意!?

⑤頼まれたら断りにくい
①にあるように、役に立つ事が嬉しいので頼まれ事もつい引き受けてしまいます。
あとから後悔することも多いのですが・・
あまり無理難題を押し付けないであげてくださいね。

⑥食事中でも排泄関係の話ができる
これは大変申し訳ないとは思うのですが。
排泄物の処理も手慣れたもの、毎日当たり前に行っているうちに・・
カレーを食べながらウン○の話・・なんてことも。
その時はちゃんと注意して下さい。ごめんなさい聞かザル

⑦金銭感覚はルーズ
人にもよりますが・・
一般的に同年代の女子と比べて給料は多いので、
つい散在してしまったり値段を気にせず購入してしまったり、
ということがあります。
ストレス発散に買い物ハート
看護師だけに限った事でもないでしょうけれど・・

⑧プライドが高い
医療職としてそれなりに勉強もして仕事もこなしている為、
多少こういった傾向はあります。
誇りを持って仕事をしている、とも言えます。

⑨独身、または離婚率が高い
⑦とも関連していますが、どうしても給与の面でも待遇がいいため
1人でも生活ができてしまうと考えがちです。
また、3交代など不規則な勤務をしていると出会いが少なく婚期を逃したり、
既婚者であればすれ違いも多く離婚に繋がったりする事もあります。

⑩転職しやすい
看護師という国家資格があるので、
国内であればどこにいっても仕事には困りません。
総合病院であれば年齢制限がある場合もありますが、
看護師の仕事は病院だけでなく、小さなクリニックや老人ホーム、
訪問看護、検診業務やイベントナース等多岐にわたる為
それぞれのライフスタイルに合わせて働く事が出来ます。

⑪時事問題に疎い
政治や社会問題等知らなくても看護の仕事ではあまり困らないので、
知らない事が沢山ありますダウン
あまりに無知だと感じた時はそっと教えて下さいピカピカ

⑫白衣と私服のギャップがある
仕事中は清潔感のある髪型に化粧。白衣をきれば気持ちも引き締まります。
ですがプライベートではやはり女性。好みの服装や髪型を楽しみますが、
時に白衣とのギャップに驚かれる事もあります。でも人は外見ではありません。
ちゃんと内面をみてくださいね。

⑬観察が得意
「看護は観察に始まり観察に終わる」という言葉があります。
客観的に冷静に物事を見るのが習慣づいているので、
知らず知らずのうちにあなたも観察され分析までされているかもしれませんよキョロキョロ

⑭血管が浮き出ていると触りたくなる
採血や点滴で血管を探すのに苦労しますが、
浮き出ていると嬉しくてついつい触ってしまいます。
患者でもないのに突然血管を触られたら、気持ち悪いですか・・?
我慢してあげてくださいガ-ン

⑮家族や親類に頼りにされる
家族が病気になれば、どうしても頼りにされます。
ですが、すべてを押し付けられるとプライベートが仕事の延長線上のようになり、
常時気を抜く事が出来なくなってしまいます。家族の介護が必要になったとしても、
看護師だからと任せきりにはしないでくださいね。

⑯薬の飲み方は意外と適当
医者の不養生、という言葉がありますが、看護師も同様。
そして、仕事を休むと迷惑がかかるからと、
発熱していても解熱剤で無理矢理熱を下げて働いていたりします。
服薬時間の間隔も適当だったり、症状から自己判断して内服してしまったり・・
もちろん患者さんへの服薬指導ではそんな事は絶対に言いませんが汗

⑰早食い
休憩時間もしっかりとれないほど忙しかったり、ナースコールや急変で呼ばれたり・・
食べられるうちに食べておかなければ、
と思うので自然と早く食事を済ませるようになります。
これも患者さんにはゆっくりよく噛んで食べて下さいね、
と言っているにもかかわらず矛盾しているのですけどね。
ゆったりと食事をとれる職場環境の整備を望みます・・パンチ!



いかがでしたか?
看護師すべてに当てはまるわけではありませんが、
なんとなくこんな感じが多いかも・・と、
楽しみながら読んでいただければと思いますキョロキョロ





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それから、最後にお知らせをさせていただきます。

この、ナスくるブログへの寄稿は、
残念ながら今回で終了する事となりました。

寄稿した記事はわずかでしたが、
その間読んでいてくださった皆様には感謝申し上げます。

また、この場をお借りしまして、寄稿依頼してくださった
ナースステーションおきなわの今後ますますのご発展を
お祈り申し上げます。

ありがとうございました。


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


お知らせ

私個人のメッセンジャーナースとしての活動は
今後も変わらず続けていきますので、どうぞよろしくお願い致します。

医療や介護のご相談、心配事や悩みを聞いてほしい、
看護師の仕事について話したい等ございましたら、
こちらからどうぞ。

https://8787hanajiro8787.amebaownd.com/posts/2120771







夏休みもあとわずか。
世の中の子供たちも、子を持つ親も・・
宿題のラストスパートをかけているところでしょうか。
9月1日は子供の自殺が多い日と言われていますけれどうわーん
そんなにも追いつめられる学校の存在って何なんでしょうね・・

こんにちは。
想いを繋ぎ 笑顔を増やす
メッセンジャーナース 鶴田恵美です。


今日は看護師の心のうちをお話しますねおすまし
とは言っても、看護師人生の中で私が勝手に感じている想いですが。

看護師を目指した理由って、人様々でしょうけれど、
・人の為になることをしたい、お役に立ちたい
・人の世話をするのが好き
・自分も病気や怪我で看護師の世話になり憧れた
・身近に医療関係者がいた
・親に看護師になれと勧められた
・手に職があったら生きていくのに困らない
・給料がいい
ざっとこんな感じでしょうかはてな

確かに、私も看護師の資格があったからこそ、
どこにいっても仕事には困る事はありませんでしたし、
食べていく分にはお金に困る事もありませんでした。

そして、看護の仕事は私にとっては天職びっくり
お金以上に心を豊かにさせてくれた物でもあります。

時には、予想もしなかった心のうちをさらけ出されたり、
様々な人間模様をみせられたり、
きれいごとだけではないものが沢山ある事も知りました汗
ですから、看護師の仕事は感情労働といっても過言ではありません。

看護師=白衣の天使というイメージは根強いですね。
もちろん、そう言われる事は有難い事です。
しかし、患者さんの前では優しく、笑顔で接する裏には、
たくさんの笑えない出来事がありますタラ~

看護師の仕事量はとても多く、そして間違いも許されません。
例えば。


ある日の、日勤勤務についた新人看護師の午前中。
朝は勤務時間前から早くに来て、担当の患者さんの状態の把握。
病気について、病気から起こりうる事について、現在の状態について。
これは把握していて当たり前。
理解していなかったら先輩看護師やDrのツッコミがコワイ!
それから今日の検査や処置の確認をして準備や介助。
担当患者の点滴の準備。点滴だってただチューブに繋げるだけじゃない。
中にお薬を混ぜたり、新しいチューブに交換したり。
いざ、患者さんに繋げようとしたら、
点滴が漏れていて手がパンパンに腫れていたり・・
点滴の針の刺し直し。これだけでまた時間が大幅にとられる!
患者さんも失敗するなとプレッシャーかけてきて、
よけいに緊張して失敗してしまい落ち込んでしまう・・
それから今度は検温。布団をめくったら、患者さん失禁してる・・
シーツまでびっしょり。時間がないけど、放っておく訳にもいかない。
おむつ交換にシーツ交換に着替え。検温まだ終わってないのに・・
ナースコールが鳴れば駆けつけて、急変だったら緊張感もMAX・・
頭の中で立てたスケジュール通りに行かず、
担当患者の点滴はもう空っぽになっているはず。
早く交換しにいかなくちゃいけないのに、
別室の認知症のおじいちゃんの目が離せず、
そうこうしている間に食事の時間がきてしまった・・
しまった、○○さんの食前に飲んでもらう薬まだ用意ができていない!
あっ、午後1番で入院患者さんが来るんだった。準備もまだしてないわ・・


このような仕事量の中で、忙しさやイライラした様子をみせずに、
優しく笑顔で、患者さんの訴えにはじっくりと耳を傾けるということは、
新人看護師だけでなくベテラン看護師でもなかなか難しいことです。
もちろん、経験を積めば業務の流れはもう少しスムーズにはなりますが、
とにかく仕事量は多いのです。

でも、これを毎日毎日続けていくうちに、いつしか患者さんの前での
笑顔を忘れてしまったり、そっけない態度になってしまったりすることも。
そして、時間に追われ大切な事を忘れてしまっていた自分に落ち込んだり、
何の為に仕事をしているんだろうと考え込むこともあります。

また、患者さん一人一人、抱えているものも何もかもすべて違うのに、
「患者」という枠でのみ捉えてしまって、
ただ決められた仕事をこなすだけになってしまっていたことにふと気付き、
自分自身の看護に対する姿勢を責めたりショックを受ける事もあります。

どんなにがんばっても、うまく仕事がこなせない、
先輩看護師には叱られてばかり、
自分は看護師には向いていないのではないか・・と思う事もあるでしょう。

看護師としての想いが強ければ強いほど、
患者さんの期待に添えない自分が嫌になってしまうこともあるでしょう。

患者さんが亡くなっても、つらいのを必死で我慢し
心の中で泣いている事も知らずに、医療関係者でもなんでもない友人から、
「看護師してたら人の死なんて慣れちゃうものなんでしょう?」
「私にはできない仕事だわ」と言われた時の、
理解を得られないむなしさもあるでしょう。

様々な事を経験して、無我夢中で頑張ってきて、
ふと振り返る余裕が出来た頃、看護師は燃え尽きます。

なんかもう疲れちゃった・・

少し休めばよくなるような疲れならばいいのですが、
それまでの頑張りの中で抱えていたものが「燃え尽きて」しまうと、
なかなか立ち直れないことも多々あります。

身体的にも眠れなくなったり、頭痛がしたり、食欲が落ちたり、
精神的にもひどく落ち込んだり、笑えなくなったり、
何にも関心を示す事が出来なくなったり、怒りを爆発させたり・・
真面目で一生懸命で優しい看護師ほど燃え尽きてしまう事は多いといいます。

自分の好きな事をしたり、好きな場所に行ったり、
1日何もしないでのんびりする日を作ったり、
思い切り遊びまくったり、ストレス解消出来る方法は
人それぞれですが、上手にONとOFFを切り替える事が大切ですねびっくり!!

そして多大なストレスから自分を守る為にも、我慢ばかりせずに
想いを吐き出せる仲間や場があるといいですよねピカピカ

世の中の看護師のみなさん。
ゆるゆるーっと生きましょうねパー


















真夏の暑さに比べると、少し涼しくなってきましたねおすまし
まわりでは、風邪を引いたり体調を崩す人が多いです。
皆様いかがお過ごしでしょうか?




こんにちは。
想いを繋ぎ 笑顔を増やす
メッセンジャーナース 鶴田恵美です。



前回、前々回と老いと食事について書きました。



人それぞれ、様々な想いがあります。
大切な物は皆違うし、どれが正しいという正解はありません。

老いるという事は、歳を重ねれば誰もが経験することです。
その時に、自分ならばどうしたいのか。
自分の大切な人であればどうあってほしいのか。

それを、たくさんの情報を得られるうちに情報収集したり、
考える機会を持ったり、大切な人と話し合ったりして、
最期までよりよく生きる事が出来るように出来たらいいなと思いのです。

今、私たちは自分たちの生活を良くする為に、
仕事も、プライベートも、色々と試行錯誤しながら過ごしていますよね。
自分らしくいきいきと充実した人生を送る為にピカピカ

でも、老いて病を抱えた時に、介護が必要になった時に、
死を迎える際にどうしたいのか?ということはあまり考えません。
どれくらいお金が必要になるのだろうか?
どれだけ人に迷惑をかけないようにできるだろうか?と言った
言葉はよく聞きますけれど、未来が不安だけというのも切ないですね汗



私は看護師として多くの高齢者の方々と接してきました。
その方の人生すべてを知りうることはなかなかできないし、
自分が見ているのは医療者としてのほんの一コマで、
病気になってからの場面だけだと思います。

ですが、若い頃どんな仕事をしていたのか、どんな性格だったのか、
どんなことを大切にしていたのかなど、
ご本人や家族から聞かせていただくことで、
私たちも「患者さん」でしかなかったその方が
個々の人としてみえるようになり、
一コマとして見ていた世界が、長い長い人生の線としてみえるようになります。
そして、その方の人生の最期を迎えるその時期に関わらせていただける事に、
やるべき仕事とは別の、何とも言えない感情を抱く事があります。

それが、感動であったり、喜びであったりする時には
本当に温かな気持ちに包まれます。
逆に、やりきれない、悲しいときもあれば、
怒りの感情を伴う事もあります。
もちろん、患者さんやご家族の前ではその感情をあらわにする事はありませんが。

やはり、老いや病を受け入れられないまま
亡くなっていく患者さんや家族をみると、
傍からみていてもとてもつらいものがあります。
いきなり全てを受け入れる事はできなくて当然です。
でも、1人で抱え込んでしまっているとしたら、
あなたの側にいる誰かや、医療関係者や相談窓口など、
どこにでもいいので相談してみてくださいsos
「1人じゃない」と感じられる事は、とても大きな力になることでしょう。

後悔する事なく最期まで過ごしたいですねピカピカ









こんにちは。
想いを繋ぎ 笑顔を増やす
メッセンジャーナース 鶴田恵美です。

前回に引き続き

在宅の現場でであった患者さんとその家族の
「食べる」ということについて書いてみますね。

1例目
〜「食べさせたい想い」が強い家族〜
患者であるAさんは80歳台後半で認知症もある寝たきりの女性でした。
会話もできず意思疎通もできません。
1日のほとんどを眠って過ごしていました。
体に触れると嫌がり、手足をばたつかせて拒否反応を示しました。
1人娘が毎日自宅で介護をしていました。

毎日3食、食事の為に車椅子に座らせて、
手作りで栄養たっぷりの、
ドロドロにつぶした食事を介助で口に運んでいました。

それでも食べられない時は点滴の希望がありました。
体に触れるだけで暴れるAさんを、押さえつけて針を刺します。
しかし、針が入ったとしても、点滴部位を触ったり、
チューブを引っ張ったりして漏れてしまう事も度々。
効果的とは言えませんでした。

「鼻から管を入れたり、胃瘻をしたりすることは、母は望んでいません」
とのことで、食事介助を必死でがんばっていましたが、
1回の食事時間が3時間かかることもあると聞いて驚いてしまいました。

眠っているのを無理矢理起こして、口を開かせて食事を入れる。
でも口の中に溜め込んだまま、また眠ってしまうというのです。
娘さんは食事をきちんと摂らせる、ということに一生懸命で、
寝たまま食べ物を口の中に入れてしまうことの危険性や、
3時間以上も車椅子に乗せられたままの疲労などは考えられないようでした。

「しっかり食事を摂ってもらって、母にはいつまでも長生きしてもらわなくては」

母1人、娘1人の生活を保とうと必死だったのに違いありません。
そして、「食べている限りは死なない」と思っている様子が
ひしひしと伝わってきました。


2例目
〜誤嚥してもいいから好きな物を〜
高齢で寝たきりのおばあちゃんは、嚥下機能も悪く
とても物を飲み込める状態ではありませんでした。
とろみをつけたものを口にしてもむせるので、
口から食べ物を摂る=誤嚥のハイリスク状態でした。
唾を飲み込んでもむせるような状態で、
のど元で常にゴロゴロと痰が絡んだり唾液が貯留していました。

誤嚥のために頻繁に発熱もしていたので、
臨時で往診に行く事も度々あり、
日々の吸引も家族にお願いしていました。

息子夫婦や孫もいる大所帯でしたが、
おばあちゃんのことを皆とても大切にしていました。

壁にはたくさんの家族写真や、デイサービスでの写真などが貼られていて、
大きなケーキを目の前にニコニコしているおばあちゃんの写真もありました。

「ケーキがお好きだったのですか?」と聞くと、
「おばあちゃん、生クリームが大好きなの。
でももう、食べさせてあげる事はできませんよね・・」とお嫁さん。

口からの摂取ができないので、ほんの少量の点滴を水分補給として施行していましたが、
点滴は食事の代わりになる事はなく、ほんの少し水分が入る程度なのですよ、
と主治医からは説明をしていました。

しかし数日後、おばあちゃんの誕生日に
「ケーキを食べさせたい、それで誤嚥しても本望じゃないかしら?」との
家族の想いを聴き、現在の状態と今後起こりうる事について改めて話をしました。

「食事をとっていない状態であっても発熱を繰り返し痰も多い。
食べ物を口に入れる事で誤嚥性肺炎で命を落とす事にもなりかねない」
という主治医の説明にも、家族の気持ちは揺るぎませんでした。
「食べてむせたら吸引します。きっともう最期は遠くないでしょう。
それなら、最後のお誕生日には好きな生クリームを食べさせてあげたい」

そして、おばあちゃんは沢山の家族に囲まれてお誕生日パーティーをしました。
生クリームを口にいれると、嬉しそうに口を動かしたそうです。
その後も発熱は繰り返していましたが、お誕生日を機に、
何かしら口から食べ物を味わう事をしながら最期を迎えられました。
「栄養」としてではなく、「生きる楽しみ」としての食事でした。



3例目
〜口にするのはコーラだけ〜
70台の男性は癌の末期状態でした。
食欲もなく、癌による苦痛から動く事もままならない状態でした。
元気な時にはそれほど好きだった訳でもないコーラでしたが、
なぜか癌になり食事も摂れない状態になってからもコーラだけは受け付けたようです。
いつ訪問してもベッドサイドにはコーラがありました。
最期の日を迎える前日までコーラを飲みながら、旅立たれていきました。


4例目
〜退院当日も経管栄養していたのに〜
老人ホームに入居していた80台後半のAさんが、誤嚥性肺炎を起こして入院しました。
病院ではすぐに絶食指示がでて治療が施されました。
鼻から胃まで管を挿入して、管から栄養剤を注入する経管栄養も開始されました。

施設に戻ったらまた食事を食べてもらいたいから
(その施設では経管栄養をしている入居者は、
安全管理面から受け入れられない決まりがありました)
早めに管を抜いて食事を食べるリハビリをして欲しいという希望を伝えましたが、
「口からの摂取は誤嚥性肺炎の危険が高いので許可するわけにはいかない」との返事。

施設側は困ってしまいましたが、ご家族から、父を同じ施設に戻らせてあげたい、
退院後は管を抜いて口から食べてもらって構わない、
もしそれで肺炎を起こすような事になればそれはそれでその時に次の事を考える、
との言葉をいただき退院することになりました。

退院後、嚥下機能はどうなっているんだろうか・・

注意深く観察しながらとろみのついた水分を介助で口に含ませるものの、
むせる様子もありません。そして、ミキサーでペースト状にした食事を
摂取することができたのです。それから数日様子をみましたが、
誤嚥している様子は見られず、食事量も日によってばらつきはあるものの、
摂取することができました。

ご家族も、「父にとってこの施設は家と一緒だから、
施設に戻る事が出来て、慣れた顔なじみの皆さんのお世話になれて、
食べる元気もでたのだと思います。
病院ではずっとベッドに寝かされたままでどんどん弱っていく気がしました」
とおっしゃられ、大変喜ばれました。

食べる意欲は人や環境によっても左右されること、
そして高齢者=誤嚥を起こすと容易に考えがちですが、
きちんとした評価も必要と感じたエピソードでした。


お盆休みは皆様いかがお過ごしでしょうか?
私は故郷の母と一泊二日のプチ旅行をしてきました。
離れて暮らしていると、一緒に過ごす時間は本当に貴重に感じられますねおすまし



こんにちは。
想いを繋ぎ 笑顔を増やす
メッセンジャーナース 鶴田恵美です。


在宅医療の現場で働いていてよく感じたのが、
老いをどう受け止めるか、ということでした。

在宅医療を受ける患者さんは、基本的に
「病院に通院できない患者」です。
ですから、高齢になり寝たきりの方も多くいました。

人は誰でも老いていきます。
そして、老衰という言葉からもわかるように、
老いて衰弱していきます。

それを自然なこととして捉えるのか、
それとも老いに抵抗し立ち向かうのか、
何がいいのかは、人それぞれの価値観により違います。

例えば、高齢の方はだんだん食も細くなってきますね。
それが長く続き、いずれ食べられなくなったらどうしますか?

食べられなくなる理由は一つではありません。

認知症で「食べる」という行為が出来なくなってしまったり、
活動量の低下で必要とするエネルギー量が少なくていいため、
体が生理的に受け付けなくなっていったりもします。
嚥下機能(物を飲み込む働き)が低下することもあります。
この場合、誤嚥(食べ物が食道ではなく、誤って気管側に入ってしまうこと)
の可能性も高まります。誤嚥性肺炎という言葉は聞いた事がありますよね。






食べる=生きる事
食べられなくなったら死ぬ


というイメージはほとんどの方にあるかと思います。

ですから、もしもあなたの大切な方が、
食べられなくなったら、「どうにかして食べさせなくては」
「食べないのであれば、点滴や胃瘻はやむを得ない」
と思われるのではないでしょうか。

しかし、自分の死に思いを巡らせた時には、
「自然な形」「延命はしない」
「鼻からチューブを入れたり胃に穴をあけたりするなんて嫌」
という言葉をよく聞きます。

「自分」のことと「大切な人」のことになると、
やはり違うのですね。
ここが、介護される側、する側の違いともいえます。

この溝はとても大きくて、
誰の想いに沿っていくのかが難しいところでもあります。

認知症を発症していて意思疎通ができなくなっていれば、
介護者が意思決定をしていかなければなりません。
認知症で今更確認できないけれど、
母はいったいどうしたいのかしら・・
もし話ができるとしたら何を選択するかしら・・

先日105歳で亡くなられた日野原重明医師はご自分の意思で
胃瘻も選択しなかったと報道がありましたね。

・・・
長くなってしまったので、
次回に引き継いで、
実際に在宅の現場で出会った患者さんとご家族の、
「食べる」ことのエピソードをお伝えしていくこととしますピカピカ










今日は8月6日。
広島に原爆が投下され72年。
平和な世の中がいつまでも続く事を祈ります。







こんばんは。
想いを繋ぎ 笑顔を増やす
メッセンジャーナース 鶴田恵美です。


先日Facebookで記事を投稿している事をお知らせしたところ、
たくさんの方が読んでくれました。
感謝感謝ですハート

時々は横道に逸れるこのブログですが、
ぜひ継続して読んでいただけたら幸いですピカピカ

さて、今日はまたメッセンジャーナースについてお伝えしますね。

メッセンジャーナースはどうやったらなれるのか?

過去記事 


メッセンジャーナース認定協会の研鑽セミナーのことを
過去記事でさらっとお伝えしていますが、
現在はこの研鑽セミナーは
東京と岡山で開催しています。

第1回〜第6回まであり、2日間×6回の研鑽セミナーを受講することで
A認定が得られます。
現在の研鑽セミナースケジュールはこちらを参照。
http://www.nursejapan.com/nci/

看護師をしていると、
患者さんへの想いや医師とのやりとりのなかでの葛藤、
理想と現実のギャップに苦しむ事ってたくさんありますよね。
そんな悩みだったり、時には嬉しかった事だったりも、
分かち合うことができるのが、
この研鑽セミナーでのいいところでもあります。


その他には、E認定S認定があります。
E認定は、研鑽セミナーのいずれかを受講し、審査で合格し認定を受けた者。
S認定は、実力を有するとして複数名から推薦され認定を受けた者
(認定前後のいずれかに研鑽セミナーを受講する)、とあります。

私はA認定ですが、S認定のメッセンジャーナースの方などは、
さすが実力を認められた看護師さんだけあって、
人間的な魅力もあり、なおかつ看護に対する姿勢もすばらしく、
同じ場を共有させていただくだけでも刺激になる事がたくさんありますびっくり

また、アドバイスいただけることも多く、
自分自身を見つめ直す事が出来たり、
自分自身の思考や言動のパターンに気がつく事もありますピカピカ

今後もっともっと仲間が増えていき、看護師同士が繋がっていく事、
看護師と地域が繋がっていく事が出来たらいいなと思っています。
もちろん、全国のメッセンジャーナースの皆さんとも繋がっていけたらいいですねおすまし




https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4878040947/kokoron-22





台風接近中ですね曇り
気圧の変化で偏頭痛を起こす方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実は私も昨夜から頭痛に悩まされています汗
ネット検索すると、ゆっくりと休む、ツボを押す、冷やす、
コーヒーを飲む、など色々と対応策がでてきますがどれも効果は今ひとつ。
ですが、辛い時こそ笑顔でがんばりますよニコニコ







こんにちは。想いを繋ぎ 笑顔を増やす
メッセンジャーナース 鶴田恵美です。


今日は「笑い」についてお話しましょう。

みなさん、日々の生活の中に笑いはありますか?
楽しいとき、面白いとき、嬉しいとき、自然と笑顔になりますよね。
笑いにはいいイメージがあるかと思いますが、実はいろいろ種類があります。
思い出し笑い、もらい笑い、高笑いなどや、
苦笑い、冷笑、失笑、作り笑い、愛想笑い、薄ら笑いなど
あまりイメージのよくないものもタラ~

よく、いつもニコニコしている人いますよね。
まわりもつられてニコニコ、ほんわか、あったかくなるような人。
そんな人の近くにいたら、自分までハッピーになれる気がしますピカピカ

でも、笑いたくなくても笑わねばならない
お仕事で笑顔を作っている人に出会う事もあります。
目が笑っていない、こわいな、と思う事ありますね。
このような人は病気になるリスクが高いそうです。
自分自身の心と反対の事をした作り笑いは
心身ともにストレスを与えるのでしょうね汗

こんなお話もあります。
セロトニンという脳内ホルモンは
心と体のバランスを整える作用があります。
作り笑いで口角を上げるだけでも、
脳は本当に笑ったと騙されてセロトニンを分泌する。
がん細胞などをやっつけるナチュラルキラー細胞も活性化されるそうです。
その結果免疫力アップ。自然治癒力向上効果もあるそうです。

同じ作り笑いで、一方は病気になるリスクが高い、もう一方は元気になれる。
いったいどちらの話が本当なのはてな

私はこれには「呼吸」が関係しているのではないかと思います。
大きな深い呼吸をすること、
そして笑うことが組み合わされると大きな効果をもたらします。
仕事で作り笑いをしている人を想像してみて下さい。
嫌々笑顔を作っている人はきっと浅い呼吸になっているはず。
対して、楽しくて仕方がない、涙が出るほど笑う時、
お腹を揺らして大きな深い呼吸とともに笑っているのではないでしょうか?
腹式呼吸は副交感神経の働きを助け自律神経を整えます。
副交感神経はリラックスしたゆったりした時に優位になる神経ですから、
笑ったあとにスッキリしたり穏やかな気持ちになったりするのにも意味があるんですね。
そして笑いすぎたらお腹が痛くなる経験ありますよね。
大きな笑いと呼吸が内臓を動かし、胸やお腹や背中やいろいろな筋肉も使う。
運動したのと同じような効果となるのです。

私の知人は「笑いヨガ」の先生をしていますが、
笑いヨガでも笑いと呼吸を大切にしているようですおすまし
数回体験してみましたが、思い切り笑う事は、疲れを感じるほど体力も使います。
呼吸も自然と深くなり汗も沢山かきます。
どうしても「笑えない」方は、笑いヨガのような
誰でもどこでもできるものに参加してみるのもいいかもしれませんねコレ!

もしも今、それに参加する事すら辛いという方がいたら、
こっそり自分の部屋で笑顔を作って、深い呼吸を繰りかえしてみてください。
続ける事によって本当の笑顔を取り戻せる日が来るかもしれませんピカピカ






心に残る名言などをずらずらと・・・



正しいか?より、嬉しいか?


赤ちゃんはポジティブマインドのみ
年を重ねてネガティブマインドが出てくる


思考しない練習も必要


ストレスに対して、過剰に反応しない


しなければならないことより、
したいことを沢山する


自己投資は、一番高い利子をあなたに支払う

ベンジャミン・フランクリン


人間とは、思考の産物に過ぎません。自分が考えたようになるのです

ガンジー


人は「私はこういう人間だ」と自分で考える、その通りのものになります。それと異なったものにはなることはありません。

ブッダ


本人ができると思えばできる。できないと思えばできない。どちらにしてもその人が思ったことは正しい

ヘンリー・フォード


善をなすのを急ぎなさい。
善をなすのに、のろのろしていたら、
心は悪を楽しむようになります。

ブッダ


いかなる成果もあげられない人の方がよく働いている。
成果の上がらない人の特徴
①ひとつの仕事に必要な時間を過小評価する。
②彼らは急ごうとする。
③彼らは同時にいくつかのことをしようとする。

ピーター・ドラッカー



一般社団法人ナースステーションおきなわは、

ソーシャルワークナース事業の一環として

現在沖縄唯一のメッセンジャーナース、鶴田恵美氏の活動・展開をサポートしてまいります。

今後の取り組み・展開を随時報告していきます。

お楽しみに!

夏休みを利用し内地から来沖した友人家族。
子供の1人は手足口病、もう1人はヘルパンギーナ。
どちらも子どもの夏風邪として多いようです。
旅先で体調悪いのはつらいですね。はやくよくなりますように。




こんにちは。
想いを繫ぎ 笑顔を増やす 
メッセンジャーナース 鶴田恵美です!


夏風邪で思い出した、小さな離島の診療所にいた頃のエピソード。
その島には診療所が一つあるだけでした。
妊婦さんをはじめ0歳児〜100歳を越える高齢者、
幅広い患者さんが外来に来られます。
当たり前ですが、健康な方はほとんど診療所には来ません。
顔見知りになるのは病弱な子どもとそのお母さん、
そして高齢者とその家族。診療所はいつも“常連さん”で溢れていましたガ-ン

島の子供たちは、やはり島に一つしかない保育園に入っているので、
1人が風邪をひくと、あっという間に他の子にもうつりました。
それこそ、体の弱い子の場合は、毎週のように体調を崩し、
そして薬を求めて診療所に来ました。
そしてその度に、咳がでるから止めて欲しい、鼻水も出る、
熱が出た時の薬も欲しい、等々訴えます。
咳止め、去痰剤、解熱剤、抗生物質など多くの薬が処方されていきました。

・・・皆さんご存知でしょうか!?
風邪はウイルス感染によるものが多いのです。
抗生物質は細菌感染の場合に効果があります。
風邪に細菌感染を併発することもありますので、
抗生物質の処方が出る事は間違いでもありません。

ですが、私達には持って生まれた自然治癒力があります。

体内に病原体が入った場合に、
それに打ち勝とうと体の免疫力が働いてくれます。


その結果、鼻やのどの粘膜についた病原体を外に出そうと鼻水が出たり、
くしゃみが出たりします。
そして発熱も、体内に入った病原体を殺菌し体を守ろうとする
正常な免疫システムピカピカなのです。
よく、食中毒を起こしたら、下痢止めは使用せずに
溜まった便は出し切ったほうがいいというのも、
菌を体内に留めないという理由からですねびっくり

ですから、ちょっと風邪をひいたらすぐに薬を・・という安易な考え方は、
その時はいいかもしれませんが、長い目で見ると危険な事もあります。
例えば、何度も同じ抗生物質を使用する事で、菌は耐性を持ちます。
耐性を持つと、薬が効かなくなりますね。
そして、効かないから別の抗生物質を使うことにしましょう、となります。
それを子どものうちから繰り返していたらどうなるでしょう。

解熱剤で、体内の病原菌と戦っているのを無理矢理押さえ込む。
一時的に熱は下がるけれども、また熱が上がりだしてしんどくなって、
8時間待ってまた解熱剤の頓服を飲む。
なんだか熱が上がったり下がったりするだけで、よけい体に負担がかかる気がしませんか?

もちろん、どの薬も上手に使えば安心です。
私も頭痛時には痛み止めを服用することもあります。
考えていただきたいのは、ただ闇雲に薬を服用することがいいのかどうかカプセル

医師からしても、診察にきた患者に対して
「自然の力に任せて様子をみましょう」という事はほぼないですし、
薬を処方するのは当たり前だと思います。
我が子の状態を、病院にもいかずに様子をみてもいいのか
判断に困る事もあるでしょうし、処方された薬であれば安心して服用するのは
患者としては当たり前かもしれません。

ですが、もしも、○日までには治さないと!とか、
数日安静にしていたら治るだろうけど
強制的に薬で治そう!とかいった気持ちがあるならば、
ちょっと考え直してみて下さいね。

きちんとした体調管理や予防を大切にしてください。
最近は夜更かしする子どもも増えているようです。
でもやはり、十分な睡眠は体を整えるためには必要な事ですからパー

薬が病気を治す、という考え方から、
症状を緩和する為の薬、という考え方に変えてみましょう。
そして、基本的な事。
体を整えるのは日々の暮らし。
まずは暮らしを見直してみませんか!?




振り返ってみると、あの島の診療所で働いていたとき、
医師の横で診察についたり、検査の介助をしたりしていましたが、
医師が問診をして、胸の音を聴いて、喉を診て、薬を処方して・・

その一連の流れ作業的な外来業務の中に、
ゆっくりとお母さんの話を聴く時間はなかったような気がします。

どのようなふうに、病気に感染するのか。
感染を防ぐ為にどのようなことを気をつけるのか。
なぜ下痢するのか、なぜ熱が出るのか。

小さな島に住んでいるからといって、都会の人々に比べ無知なわけではありません。
今ではネットもあるし調べたい情報は得る事が出来ます。
でも、そこに自分の意識のアンテナを合わせていなければどうしようもありませんし、
知り得たとしても、島の限られた選択肢の中では選びようがない現実がありました。

実際に、診療所は一つしかないのだし、
そこの医師とはずっと付き合っていかなくてはなりませんぶーん

患者という弱い立場にあると、
医師に変な質問をして怒られないだろうか?
治療に口出しして気分を害されたりしないだろうか?
などという思いは誰もが抱くと思いますうわーん

あの時、看護師としてただ外来業務を時間通りこなすのではなく、
一人一人の生活背景だったり想いだったりを聴いて、
それを医師に繋ぐ事が果たして出来ていただろうか・・

小さな島の密接な人間関係。
距離が近くに感じられる、そんな温かさがいいなと思って島に渡ったのに、
そこでしていた看護はなんと無機質だったことか・・
そして外来で看護師が+αを取り入れる事がどんなに難しかったか・・

看護の本質である“目の前の人、そのものをみる”ことは、
看護師自身の意識の問題でもあるのかもしれません汗

どのような場所でも大切なものを見失わない事。

これは看護だけにとどまりませんが、常に意識していたいものですピカピカ









猛暑日が続きますが夏バテしていませんか?
食欲が落ちている人もいるかもしれませんね。
自宅ではバジルの葉がぐんぐん成長していますふたば
少し摘んで、バジルとトマトの冷製パスタを作りました。
バジルには香りによるリラックス効果や、食欲増進、消化促進効果もあるのでオススメですパー





こんにちは。
想いを繋ぎ 笑顔を増やす
メッセンジャーナース 鶴田恵美です!


前回、前々回とメッセンジャーナースについて、
2回にわたり紹介させていただきましたが、
メッセンジャーナースの取り組みをまとめた書籍もありますので、
ご興味ある方はぜひ手にとってみてくださいね。

http://www.kango.co.jp/books/87804094.html


今日はメッセンジャーナースとの出会いについて。
3年ほど前。
当時、私は訪問診療専門のクリニックに勤めていました。

訪問診療では、医師が定期的に患者の家や施設 を訪問して
診療、治療、薬の処方、療養上の相談や指導を行います。
よくイメージされている
「具合が悪くなったから今日だけお医者さんに往診してもらおう」
といったものではなく、
クリニックと患者が訪問診療を受けるという契約をした上で、
定期的に訪問できるよう計画をたてています。
そうして日々の病状を把握した上で、
突発的に状態が悪化した際の緊急対応、いわゆる「往診」も受けるのです。

在宅医療というものは、
医師1人で患者のすべてを対応することなど到底できません。
なぜなら日常の生活の中に医療があるからです。
そこで、生活を支えている職種の方々とも連携をとることになります。

日常的な生活援助や身体介護をする訪問介護(ヘルパー)、
そして療養上のお世話に加え医師の指示のもと点滴や床ずれ処置、
痰の吸引など医療行為もできる訪問看護。
日帰りで施設に通い食事や入浴などの介護を受けたり
機能訓練や他者との関わりもできる通所介護(デイサービス)等々、
在宅で過ごす患者を取り巻くサービスにはとてもたくさんの種類があります。
介護保険制度が利用できる高齢者の場合であれば、
介護支援専門員(ケアマネージャー)が
この各種サービスをプランニングしていくことになります電球

さて、話を戻しましょう。
訪問診療のクリニックの看護師をしていた頃。
ある訪問看護師が院長のもとを訪れました。
ワンフロアの空間でしたので、話している内容の全てではないのですが
所々聞こえてきた単語の一つが「メッセンジャーナース」でした。
(決して盗み聞きしていたわけではありません)ヒミツ汗汗

学生時代から、友人と友人を繋ぐだとか、
面白い情報があればそれを必要な人の元へ届けるだとか、
何かしら「繋ぐ」ということが自分の役割のように感じていた私キョロキョロ

メッセンジャー =繋ぐ

と、その瞬間に頭の中で変換されていた気がします。
(実際はmessengerと辞書をひくと使者、配達人などと出てきますが)

そのメッセンジャーに、
天職と思っている看護師「ナース」という言葉が付いたのだから、
いったいメッセンジャーナースとは何だろう?と気になって気になってびっくり!!

それで家に帰ってネットで検索しまくったのが始まり。
今思えば、あの時あの看護師(Aさん)と院長が会話していた内容が
自分の耳に聞こえてくることがなかったのなら、
今も私はメッセンジャーナースのことを知らなかったかもしれませんキラキラ 

後にAさんはご自分で訪問看護ステーションを立ち上げ、
看護師としての自立を果たし、
なおかつメッセンジャーナース研鑚セミナーを開催してくださり、
私はメッセンジャーナースというものについて学ぶ事も出来ました電球

私のメッセンジャーナースとしての活動はまだ始まったばかり。
ですが、看護師人生の根底にある大切な想いは変わりません。

今日は最後に大好きな詩人、里みちこさんの詩をご紹介します。
大切にしている詩です。


対話(おはなし)

あなたにおはなしするときは
わたしのことばを胸の火で
ゆっくりあたため届けたい
あなたのこころにやんわりと

あなたのことばを聴くときは
わたしの胸のともしびで
しずかに照らしおさめたい
わたしのこころにしっかりと

里みちこ 詩集「さながら」掲載 





夏本番晴れ
水分摂取時は、お茶や水だけでなく塩気も摂る事が大切。
汗は舐めたらしょっぱいですよね。
ですから汗として出た塩分も補うイメージです!
ちなみにジワジワ汗をかくように、
水分摂取する時も少しずつ、こまめに、がポイントですパー







こんにちは。
想いを繋ぎ笑顔を増やす
メッセンジャーナース 鶴田恵美です!


前回はメッセンジャーナースについて少し説明をさせていただきました。

(前回記事はこちら)




今日はメッセンジャーナースが
どのようなことをできるのかをお伝えしますねハート



メッセンジャーナースとは
「医療の受け手が自分らしい生を全うする治療・生き方の
選択を迫られた時に、医療の受け手に生じる
心理的内面の葛藤をそのまま認め、医療の担い手との
認識のズレを正す対話を重視し、
医療の受け手自ら選択・納得に至るまでの懸け橋」になる
看護師のこと。

※一般社団法人よりどころ[メッセンジャーナース認定協会]より



ちょっと難しいので、簡単な例をあげてみますね。


・・・・・・


病院に入院している70歳のA子さん。夫と二人暮らしです。
家族は他に、遠く県外に嫁いだ娘と、近くに住む息子夫婦がいます。
A子さん、癌の末期で余命わずか。
抗癌剤治療は続けているものの効果はほとんどないと医師から夫に説明がありました。
本人へは癌である事は伝えているものの、残された時間が少ない事は知らされていません。
癌が治るならばとつらい抗癌剤治療を頑張っています。
それでも、何度も何度も家の様子を聞いてきて、きっと家に帰りたい気持ちを
我慢しているのだと夫は感じていました。
治らないならば家に連れて帰りたいと思いますが、その思いを医師に伝える事も
出来ないでいます。
抗癌剤で苦しむ姿はもう見たくないとも思っていました。
でも、医師の治療方針に従うしかない、素人が口出しできる問題ではないのだからと
心を痛めながらもA子さんに寄り添うことしかできずにいました。
ある日、帰省してA子さんの状態をみた娘さん。
あまりの母親の衰弱ぶりに驚き、父親に対して現在の状況を聞きます。
父の思いも理解した娘は、どうにかして母を家に帰してあげようと思います。
医師に相談すると、「このような状態で家に帰すのは危険だ。
いつ何があるかわからない。もっと早い段階であればよかったが・・
食事も摂れないから点滴も必要だし、痛み止めの調整も必要だし・・」
とあまりいい顔をしません。
それでも、娘と夫は家に帰らせてあげたいと思う気持ちがありました。
でも、長男夫婦は違いました。
「先生がそういっているのなら、退院しないほうがいい。
何かあったらどうするんだ」




・・・・・・



娘と夫の思い、息子の思い、医師の思い、様々な思いが交錯しています。
例えば、こんなときにメッセンジャーナースがこの病院の病棟看護師であるならば、
それぞれの思いを受け止めることができるでしょう。
そして、一方通行のそれぞれの思いを纏める架け橋になれることでしょう。
何より、ここで蚊帳の外になっているA 子さん本人自身の、
思いを引き出す事も出来るはずです。



どうでしょうか!?



このような例でなくとも、
お医者さんのいう事を聞いていれば間違いない。
こんな質問したら、お医者さんに怒られそうで聞けないから我慢しよう。
入院している父に対してもっとして欲しいことがあるけど、娘の私があれこれ言ったら、
看護師さんからクレーマーと思われるかもしれない。
これ以上面倒かけてはいけないから黙っていよううわーん



ほんの些細な事も含めれば、
医療提供者と受け手にはたくさんのズレがあることでしょう。
そのような、様々な想いを繋いでいくのが
メッセンジャーナースの役割だと私は考えていますキラキラ 





毎日暑い日が続いていますね晴れ
みなさん、体調を崩したりしていませんか?
クーラーの設定温度は控えめにして、身体を冷やしすぎないようにしましょうね。
もちろん水分補給も忘れずに・・





はじめまして。
想いを繋ぎ笑顔を増やす 
メッセンジャーナース 鶴田恵美です!




この度、一般社団法人ナースステーションおきなわ 通称『ナスくる』で
エッセイを寄稿していくことになりましたパー
私のエッセイでは、看護師としての経験談、医療・介護について、
時には横道に逸れてちょっと一緒に考えてみたい事など、
様々なテーマの内容をご紹介していこうと思っていますキラキラ 

どうぞよろしくお願いいたしますびっくり



ところでみなさん。
はじめに書いた『メッセンジャーナース』という言葉。
何だろう?って思っていただいた方もいらっしゃるかもしれませんね。

メッセンジャーナースとは、
一般社団法人よりどころが事業展開している
『メッセンジャーナース認定協会に登録され、
認定証を取得した看護師』です。




ですから、誰でも名乗っていいというものではないんですね汗
私も、研鑽セミナーを受講し認定を受けて活動しています。
昨年末の時点で認定取得者101名。残念ながら沖縄では私1人のみですびっくり!
今後は沖縄での研鑽セミナー開催に向けて準備を進めていきますので
応援よろしくお願いします!




さて、次回はメッセンジャーナースがどんなことをできるのか、お伝えしていきます。



みなさん、こんにちは。
いかがお過ごしですか?

筋肉の老化はどこから始まるか知っていますか?


人間は40歳を過ぎた頃を境に、年に1%程度、下半身の筋肉量から低下していくそうです。
上半身の筋肉量はほとんど変わらないそうですが…
「足腰をきたえて」なんてよく言いますが、本当にそうなんです!!

腰痛とひざの痛みはよく聞きますが、これも筋力低下(老化)が原因の事も多いのです。

人は体を垂直に保って重い上半身を支えているため、腰に大きな負担がかかります。腰痛は、長時間の立ち仕事や重い荷物を持つ仕事、腰に負担のかかるスポーツなど心当たりがあれば要注意です。

ひざの痛みの原因は、関節の変形・組織の損傷・炎症が主に考えられます。加えて、筋肉低下(老化)です。ひざを酷使するスポーツ選手や肥満の人は要注意です。

歳を重ねるということは、もちろん、その生きた年数分だけ腰・ひざを使い、負担をかけていることになります。冒頭でもお伝えしたように筋肉量の低下もあり、下半身に痛みが出ることが多くなるのは理解できますね。
今の医療では老化を止めることはできないですが、筋力アップトレーニングいわゆる運動で老化を遅らせることはできます!
普段からエレベターを使わずに階段を選ぶなど、積極的に下半身を使うようにしたいものですね。
運動は、無理せずにゆっくり行いましょう。痛みが出たら、すぐに病院で痛みの原因を調べましょう。

私もストレッチからはじめたいと思います。週に2回くらいからでも…がんばります!

I hope you have a nice one!!!! See you soon.
S.F




先日「睡眠時無呼吸症候群」の講演会に参加して来ました。

・いびき

・起床時の頭痛、頭重感

・夜中に目が覚める

・睡眠中に呼吸が止まる

・だるい

・日中の眠気

・集中力、記憶力の低下

・血圧が高い


等の症状があれば、睡眠時無呼吸症候群の疑いがあるようです❗

放置すると、正常の人に比べ、高血圧は2倍、心疾患は3倍、脳卒中は4倍、糖尿病は1.5倍、発症率との事です。

心当たりのあるかたは、是非、一度外来受診して下さいね

R.F




今日は講演会に行ってきました。その中でも骨粗鬆症について興味深い内容でした。


骨粗鬆症とは、骨の量が減り、骨がもろくなって、骨折しやすくなる病気です。

閉経後の女性や高齢者に多くみられます。

脊椎が潰れたり変形したりすると背中の痛みや腰痛が起こり、大腿骨の骨折では歩けなくなります。

骨粗鬆症の、初期では、痛みなどの自覚症状は無いことが多く、骨折によって初めて骨粗鬆症がわかる場合もあるそうです。

高齢者の骨折は寝たきりの原因のひとつですので、骨粗鬆症の予防と治療は大変重要となってきます。


骨粗鬆症になりやすい人は女性、遺伝、小柄な人、痩せている人、偏食や、過度のダイエットをする人、運動不足、タバコを吸う、

過度の飲酒、骨折したことがある人、肝臓や腎臓の病気、甲状腺機能亢進がある場合、胃を切除した場合、

副腎皮質ホルモンの薬を長期間服用している場合とのことです。


治療の方法は医師の指示のもと、食事、運動を基本として、薬物療法を組み合わせて骨を強くし、骨折を防ぐことが大事です。

今は医学が進みいい薬剤もあるそうです。


心強いですね!


まずは骨密度測定してみて下さいと、講演会で医師が力説していましたので

皆さん一度、自分の骨の状態を調べてみてもいいかも知れません。


(^-^)/R.T

みなさん、こんにちは。
いかがお過ごしでしょうか。

今日は人体最大の臓器で重さ1kgほどあると言われる肝臓の働きについてシェアしたいと思います。


肝臓は、多くの役割があります。
①糖の代謝…ブドウ糖を集めて一時貯蔵し、血糖値を安定させる
②タンパク質の代謝…アミノ酸を分解して、アンモニアを無害な尿素に変える
③脂質の代謝…脂肪酸、コレステロールなどを合成・リポ蛋白を血液中に送り出す
④血漿タンパク質の合成…血漿中のたんぱく質の大部分を合成し、血液中に放出する
⑤ビタミン・ホルモンの代謝…ビタミンAの貯蔵し、ビタミンDを活性型にする・ステロイドホルモンを分解する
⑥解毒…脂質性の物質を排泄しやすいように酸化・還元などの処理をして水溶性に変える
⑦胆汁の生成…不要な物質を胆汁の中に分泌し、腸管の中に排泄する(胆汁の成分は脂肪消化を助けるはたらきがある)

このように肝臓は人体にとって、とても大切な臓器になります。
みなさん、アルコールの飲み過ぎで肝臓をいじめないでくださいね!

Have a good day all.
S.F

 

皆さんこんにちは❗
サーチュイン遺伝子ってご存知でしょうか?
賛否両論あるようですが、シミ、シワ、たるみ、ED 、薄毛、健康維持等に影響があるようです。
サーチュイン遺伝子は誰もが持っている遺伝子ですが、ONにしている人、OFFにしている人がいるそうです。
動物実験だと、OnとOffでは、若々しさが全然違っていたそうです。
皆さんのサーチュイン遺伝子はどちらでしょうか?
R .F





事業スタートから、そろそろ2か月経過




本年4月に、私と社員の看護師3名、計4名で小さくスタートして、

そろそろ2か月が経過しようとしています。


ソーシャルワークナース事業と銘打って、

事業展開を図っております。


ソーシャルワークナースとは?(ちなみに私の造語です)


医療の在り方が、病院中心・治療中心から、

地域社会の中で寄り添う医療へとシフトする中、

看護師を有効な社会資源と位置づけ、

医療施設内から地域社会へと活躍の場を広げ、

医療・介護保険のみに頼らず、

行政サービスでは対応できないニーズに応える

事業展開を図っていきます。



今後の事業展開として、


高齢者介護および障がい者支援の分野へ、看護師という人材を通しての貢献を目指しております。



①医療・介護保険を活用した「訪問看護ステーション」の開設

②医療・介護保険に依存しない「ソーシャルワークナース事業」の展開


この、医療・介護保険を「活用する」・「依存しない」両事業のメリット・デメリットを

補完しあい相乗効果を図りながら2つの事業展開を図っていく計画です。





医療・介護保険に頼らないシニアビジネス市場へのチャレンジを図っていきます。



既存の、医療・介護保険依存型運営からの発想転換が必要と考えています。


保険サービスとは別の土俵での市場開拓が必要であり、

保険サービスに慣れている顧客は、保険外サービスのために、自費負担が増えることへの抵抗感が大きい。

保険外サービスを提供する場合は、既存の保険サービスとは別の土俵で行わなければならない。


保険外ビジネスでは、こうした保険ビジネスで当たり前とされている考え方からの発想転換が必要と考えます。


現場サイドでの具体的取組としては


「看護師」としての、医療知識・経験を付加価値として活用し、高齢者の孤立の解消と、健康維持に向けての生活習慣病・認知症の予防・ケアへの取り組みを図っていきます。



現在、サービスメニューの一つとして


独居高齢者の離れて暮らすご家族の依頼を受け、看護師がご自宅を訪問し、安否確認を兼ねて健康・生活チェック、健康相談をしながら簡単な家事の手伝いやおしゃべり、体操などをしながら一緒に過ごす、≪ホームサポーター・サービス≫を展開しております


現在、このテストサービス実施の中で見えてきた課題として


①安否確認・緊急対応の強化

②家事や身の回りのお世話の強化

③健康チェックの内容の強化

があげられ


①に関しては、現在、某ホームセキュリティ事業を展開している企業様との連携を調整中であり、

②に関しては、地元の便利屋さんとの連携を図ることで調整中です。

③に関しては、健康チェックに有効なツール・機器を導入していきます。



この事業は、柔軟な発想と、業種・業態を問わない幅広い連携が必要となってきます

弊法人からも、幅広く情報発信・お声かけさせていただきます

皆々様も、ご興味ありましたら、是非ともお声かけ願います。


山入端




果糖や砂糖が含まれるソフトドリンクにご用心!聞いたことありますか?尿酸値の高い人にとって、水分補給は非常に大切な事です。しかし、どんな飲み物をとるかには注意が必用です。最近、問題視されているのが甘味成分である果糖(フルクトース)です。果物やハチミツ、ソフトドリンクに多く含まれていますが。これが尿酸値を上昇させたり、痛風発作のリスクをあげることがわかっています。
血糖値の急上昇や、肥満、メタボとの関係指摘されています。野菜ジュースは体に良さそうですが、市販のものは飲みやすくするために果糖や、砂糖が加えられているのも、多いそうです。自家製の野菜ジュースは問題ないとのことです。スポーツドリンクは水分や、ミネラルを効率よく補給でき、熱中症予防になりますが、やはり果糖が含まれるため、350mlに押さえるのが適量とされております。
したがって痛風、高尿酸血症での水分補給には水やミネラルウォーター、お茶がてきしているそうです。皆さん、ご自分の尿酸値いかがですか?
健診結果などチェックしてみてくださいね。

みなさん、こんにちは。
いかがお過ごしですか?

お花が大好きでタイのお土産をもらいました。結構前の話ですが(笑)実はこれ石鹸で出来ています。凄い細かくてびっくりしました。



さて、話は変わりますが、子ども達の近くを歩きながらたばこを吸っている人をみかけました。
歩きたばこは少なくなっているとは思いますが、子ども達の事を考えると怖いですね(>_<)
たばこの煙の中には実に4000種類以上の粒子状・ガス状成分が含まれています!その中でも約200種類が有害な物質と言われています。
三大有害物質は、ニコチン・タール・一酸化炭素です。ニコチンには、血管収縮作用や気管支収縮作用があり依存性もあります。タールは発ガン作用があり、一酸化炭素は酸素の運搬を妨げます。運動能力を低下させることも分かっています。

みなさん、たばこは万病のもとです。今は、禁煙外来もあります。周りの人に助けをかりることも第一歩になると思います。

Have a great day all!!
S.F




今後の事業展開


高齢者介護および障がい者支援の分野へ、看護師という人材を通しての貢献を目指していきます。


①医療・介護保険を活用した「訪問看護ステーション」の開設

②医療・介護保険に依存しない「ソーシャルワークナース事業」の展開


この、医療・介護保険を「活用する」・「依存しない」両事業のメリット・デメリットを

補完しあい相乗効果を図りながら2つの事業展開を図っていきます。



ソーシャルワークナース事業とは?


 医療のあり方が、病院中心・治療中心から、地域社会の中で寄り添う医療へとシフトする中、看護師を有効な社会資源と位置づけ、医療施設内から地域社会へと活動の場を広げ、医療・介護保険のみに頼らず、行政サービスでは対応できないニーズに応える民間ビジネスを展開していきます。




介護保険に頼らないシニアビジネス市場へのチャレンジ


介護保険制度下での介護報酬が減額の減額されていく方向にあり、保険制度にべったり依存した多くの介護事業者はその先行きが危ぶまれている。

もちろん、公的介護保険制度がなくなるわけではなく、全体的に減額になるとはいえ、重点項目をしっかり実践している事業者は、逆に増額になることも考えられます。


今後、介護事業者の方向性の選択肢として

①公的介護保険制度にくらいついて介護報酬を得て経営していく

②介護保険制度に依存しない事業を開拓していく

となると考えます。


元気な高齢者の市場は人数で見れば要介護者の市場の約5倍とも言われています。


内閣府の平成26年版高齢社会白書によれば、要介護者等認定者数は平成24(2012)年度末で545.7万人、同年10月現在で65歳以上の人口は3079万人。これより65歳以上の人口の82.3%、2533万人がまだ介護を要しない人数となる。つまり、人数で見れば要介護者の約5倍の市場が存在するのです。


保険依存型運営からの発想転換が必要です。


第1に、事業におけるコストと品質とのバランス感覚を持つこと。


第2に、保険サービスとは別の土俵での市場開拓が必要

保険サービスに慣れている顧客は、保険外サービスのために、自費負担が増えることへの抵抗感が大きい。
保険外サービスを提供する場合は、既存の保険サービスとは別の土俵で行わなければならない。


保険外ビジネスでは、こうした保険ビジネスで当たり前とされている考え方からの発想転換が必要と考えます。


現場サイドでの具体的取組としては


「看護師」としての、医療知識・経験を付加価値として活用し、高齢者の孤立の解消と、健康維持に向けての生活習慣病・認知症の予防・ケアへの取り組みを図っていきます。










ポジティブマインドだけでは危険

ネガティブマインドだけでは前へ進めない

要は、アクセルとブレーキの使い分け

バランスが大事

皆さんこんにちは❗
今日は糖尿病の食事療法についてです。
大事なのは、
①摂取エネルギーが適正であること
②三食の食事配分を均等にして、まとめ食いをしない
③栄養バランスを考える
④嗜好品に気をつける
⑤食べ方に気をつけるということだそうです❗
栄養素によって、血糖値の上昇にちがいがあるので、バランスよく、血糖コントロールを乱す嗜好品の摂りすぎをさけ、急激な血糖上昇を避けるため、野菜から食べるといいそうです。
是非、参考にして下さいね(^-^)





今日の勉強会で高尿酸血症、痛風についてまなびました。
正常は血清尿酸値が7.0mg/dl以下ですが、年齢や性別問わず7.0mg /dl以上が高尿酸血症で、痛風だけでなくさまざまな病気を合併するそうです。
例えば、脳血管障害、心疾患、腎障害、尿路結石、痛風結石などです。
治療ポイントは薬物でのコントロールが中心になりますが。生活習慣の修正も大切です。
1、肥満があれば肥満解消。2、尿酸を増やさない食事習慣にする。3、水分を十分にとる。4、飲酒をひかえる。5、激しい運動は避け、適度な有酸素運動をする。
以上になりますが、奥深いので知識を深め生活習慣を見直ししていきたいと思いました。R.T

みなさん、こんにちは。
いかがお過ごしですか?

もうすぐ母の日ですね!
私の母は、しっかりと私にアピールしていましたよ(笑)今年は、お花とプレゼントを買いました。



みなさんもこのようなイベントの日は、美味しい料理を食べに行くこともあると思います。
腹一杯食べたい気持ちもよく分かるのですが、母のため、自分のためにも日頃から食生活を考えておきたいですね(*^^*)

和食を中心に、腹八分目を心がけましょう!
良く噛んで、楽しく食べましょう!

まだまだ食事に関して書きたいがありますが、長くなりますので、このくらいで。正しい食習慣を学ぶこと、知ることはこれからの健康に大きく関わってくると思います。
せび、気軽にご連絡下さい。

Happy mother's day!!




皆さんこんにちは❗
ところで「ソルビトール」「ソルビット」ってご存知ですか?
よくお菓子の甘味料に使われている成分です。
このソルビトールですが、目の水晶体で増えると、水晶体内に水分を引き込んで白く濁らせてしまうそうです(°Д°)
食べ過ぎなければいいってことでしょうが、白内障が気になる人には衝撃的ですよね!
私の好きなあのお菓子にも……。



こんにちは✨❗暑い日になりましたね。日差しが強く眩しいですね。
大雨だったり、晴れたりと落ち着かない天気ですが、体調管理して乗りきりましょう❗